2012年07月23日
ピンピンコロリ(PPK)はありえない

それは、身近に暮らす地域社会にとって、
また個人にとっても先を見通すという点で
重要になってきています。
「超高齢社会の基礎知識」鈴木隆雄
独立行政法人国立長寿医療研究センター
研究所所長。 (講談社現代新書)
現在、または今後CB(コミュニティビジネス)や
地域への社会貢献を目指している方には、
必見の書であることは間違いありません。
事業をする上で数年先の見通しを立てるのは当然だと思いますが、
あまりにも社会変化が速く、予測したことを次々と上回る事態が
起きることも考えられます。
日本はこの先世界のどの国も経験の無い超高齢社会が到来します。
当然、これまでと同じような生き方は難しくなると考えて良いのでは
ないでしょうか。
そのためにも事前知識として、データに基づく社会変化をあらかじめ
察知しておくことは非常に役立ちます。
ご自身が活動する地域の高齢化率をご存じでしょうか?
事業の対象が高齢者ではなくても、生活の中で必ず高齢者の課題に
引きずられることが増えてくると推察できます。
CBは「地域の課題をビジネスの手法で解決する」とよく言われます。
その地域にとって果たしてニーズのある分野なのか。
それは広域的なニーズなのか。
あるいはごく狭いエリアが対象なのか。
この本は、こうした視点の背景にどんな影響があるのかを、
さまざまなアンテナをたててキャッチさせてくれる内容です。
さて、ピンピンコロリ派の方も読めば生き方が変わってきますよ!
Posted by オレンジの朝 at 02:24│Comments(0)
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