雨に想う 「原発再稼働と介護」
私にとっては3回目の参加。
首相官邸前で行われた抗議行動は雨模様。
時間に余裕を持って到着したはずでしたが、
国会議事堂前駅の地上に出ると、すでに
身動きとれないほどの人!
(もう少し遅かったら地上が混雑しているからと
駅構内に留め置かれるところでした・・・)
気が付くと、私の周りはいつも「ひとり参加者」
が目立ちます。ちょっと不思議。
そんな中、警察官の声が響きました。
「非常に込み合っています。ご協力をお願いします!」
隣の女性が
「なんだかバーゲンの会場みたいね~」
私も思わず顔を見合わせて
「ふ・ふ・ふ!そうですよねぇ~」
ここに集う人たちは、それぞれに想いが違うかもしれない。
それでも「意思表示をする」という選択をした人たち。
その根っこにあるものを自問する。
福島原発事故は「人災」-国会事故調が報告書
そう、これ以上の人災を再び起こしてはならない。
自然災害が年々増加しているこの国では、被災することで
介護を必要とする人も増えてしまう。
3.11後の被災地では、高齢者の要介護者も増加したという。
環境が変わるということは、何らかの持病を持つ高齢者にとって
体調も悪化する。
また、それを放置してしまうことで認知症を併発してしまうことも
あると聞く。
昨年、専門家はいち早く避難所にいる認知症の人への
「支援ガイド」を出しました。
超高齢社会。
これ以上災害(人災)が増えれば、介護を必要とする人は
路頭に迷うことになるかもしれません。
福島で自宅に戻れない人たちの声。
「自分たちは地獄だ。同じような経験をしてほしくない」
誰かの経験を活かすことの出来る社会へ。
私の根っこには「介護の視点」がうずいている。
参考:デモの様子は
コチラを!
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